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多摩移管百年展
―神奈川県から東京府へ―

1993年3〜7月月

 開催に当たって[このページにあります]
1、多摩移管への歩み―管轄替えの運動 5、多摩を見る―[地図]
2、移管を願う人びとの運動        ―[多摩川・玉川上水]
3、移管に反対する人々の運動        ―[横浜開港と絹の道]
4、三多摩移管の政治的背景[明治20年代の多摩の政治運動]        ―[甲武鉄道の開通]
             ―[衆議院選挙と国会開設]        ―[描かれた多摩]
             ―[大干渉選挙]   
             ―[神奈川県会から東京府会へ]  参考史料紹介


開催にあたって
 1893年(明治26)4月1日、三多摩は神奈川県から東京府へ移管されました。ちょうど百年前のことです。この時、多摩の住民は、賛成派と反対派に二分され、複雑で激しい対立を経験することになります。
 その複雑な対立に分け入って、移管がもった意味とは何だったのかを考えることは、たいへんに困難なことですが、百年といえば大きな節目。この節目に、移管問題を考えるための歴史資料を一堂に集め、改めて移管がもった問題点を検討しなおしてみることの意義は大きいでしょう。
 展示には、移管にかかわる建白や嘆願書、たくさんのビラ・ちらしなどを並べ、どのような思惑や主張が交差するなかで移管がおこなわれたのかをはっきりさせるとともに、移管問題の背景にあった東京市の水道問題や、東京・横浜との経済的つながり、文化的交流などを、絵図や地図、錦絵や挿絵などに見てみようと思います。また、移管問題を複雑な政治問題としたのは、明治20年代の多摩の政治状況と深くかかわっており、1890年(明治23)の国会開設や、1892年の選挙大干渉事件などをとおして明らかにしておこうと思います。
 私たちの歴史展示は、TAMAらいふ21の、多摩の現状を検討しなおし、その上で未来を構想しようとするさまざまな企画のなかにあって、“東京多摩”のそもそもの成立ちに立ち戻り、住民の地域社会とのかかわりの原点を見すえようとする試みです。
三多摩東京府移管百周年記念特別展 実行委員会
 
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