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この「痛み」の病名と原因について

 脊髄損傷者で痛みに悩む人は多いですが、痛みの程度は人それぞれです。激しい痛みを持つ人は少数派で、2割程度しかいないようです(調査によってその割合は随分違い、3%程度とする調査もあります。)。私の妻の場合は、残念ながら不運な少数派に入ってしまったのだと考えています。

 国際疼痛学会では、痛みを「侵害受容性疼痛」「神経障害性疼痛」「心因性疼痛」に分類しています。脊髄損傷後の麻痺域の難治性の痛みは、概ね「神経障害性疼痛」に入ると思います。
 「神経障害性疼痛」は、「神経系の一次的な損傷や機能異常が原因となる、またはこれによってもたらされる疼痛である」と定義されています。損傷の程度と、痛みの大きさや痛みが現れる頻度は全く関係ないようです。また、全然痛くない人もいることから、神経の損傷は単にきっかけであって原因ではないのかもしれないと私は思っています。なお、「神経障害性疼痛」は、「神経因性疼痛」・「神経原生疼痛」・「ニューロパシー痛」・「ニューロパシックペイン」などとも呼ばれることがあります。

 その他に、脊髄損傷後疼痛は「中枢性疼痛」として脳卒中後痛などと一まとめにして考えたり、「求心路遮断痛」として幻肢痛の仲間と考えたりされています。
 また、厚生労働省では、「脊髄障害性疼痛症候群」として脊髄の障害に起因すると考えられる多彩な痛みを研究奨励分野に取り上げています。(難病情報センターによる)

 なにも異常が見つからないのに強い痛みが現れる病気として「線維筋痛症」があります。 神経が傷ついたことによる「脊髄障害性疼痛症候群」とは、違うものと考えられているようですが、症状や治療法は似ています。「脊髄障害性疼痛症候群」と、「線維筋痛症」の関連は、あまり指摘されることはありません。でも、深い結びつきがあるのかもしれません。実際、私の妻は間違いなく「脊髄障害性疼痛症候群」だと思われますが、「線維筋痛症」と線維筋痛症の専門医からは、診断を受けています。病名は、かかったお医者さんしだいで決まってしまうところがあるようです。

【リンク】

難病情報センター
  脊髄障害性疼痛症候群

線維筋痛症友の会 JFSA

線維筋痛症から回復した患者のHP

顎関節症, 頭痛, かみ合わせ, 不定愁訴, 線維筋痛症顎関節症の治し方:福岡市早良区の山田歯科医院のホームページ


脊髄損傷後疼痛について
はじめに

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この「痛み」の病名と原因

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朝日新聞 患者を生きる

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「主な痛みの概要 平成16年8月6日現在」

失われた1年半 痛みとの闘い、更に無理解との闘い

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作成日2010年5月8日(土曜日)
最終更新日2011年6月20日

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