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自立にむけて その8

自動車の選択

 平成16年4月、妻自身が運転するための車を購入しました。
 妻が扱いやすく、荷室に車椅子が納まるコンパクトカーということで検討した結果、フィアット・プントを選びました。

  選択のポイント

  • 乗り降りしやすい高さの椅子
  • 車椅子を載せるのにちょうど良い広さ・高さの荷室
  • 極めて軽いパワーステアリング(パワーステアリングの軽さは、超軽いシティモードと通常モードが選択できるようになっています。)
  • ドアの開け閉めやシフトチェンジその他の操作が軽く出来たこと
  • エアコンの温度調節が、運転席と助手席で別々に設定できること
  • 「オートノミー・プログラム」という身体障害者に対する運転補助装置をオプションとして取り付けるサービスが準備されていたこと

ちょうど車椅子が納まる広さの荷室

シティモードボタン




自動車の改造

 平成19年1月、車の購入から2年8ヶ月、検討を重ねた結果ようやく妻にも使える運転補助装置を見つけることができました。
 イタリア グイド・シンプレックス社製の906GVです。大阪府豊中市にある「ガラージュ レガルスィ」さんにお願いして取り付けてもらいました。
 906GVは純正ステアリング上面にアクセルリングを設置します。アクセルリングを押すとモーターユニットが働きアクセルペダル動かす仕組みです。そのためリングの操作は非常に軽く、手が不自由で力の弱い妻にも十分扱うことができます。
 また、他の運転補助装置のように片手でステアリング、もう一方の手でアクセル・ブレーキということにならず、両手でステアリング操作ができるのが長所です。

本国グイド・シンプレックス社のサイト

「ガラージュ レガルスィ」グイド・シンプレックスのページ

フィアット オートノミー・プログラムのページ


 フィアットさんのWEBページでは、「※ 取り付けに関しては、フィアット グループ オートモービルズ ジャパン正規ディーラーにて承ります。」と書いてありますが、ディーラーさんに装置に対する知識や技術はありませんでした。
 従って、どの装置が妻にとって最適か、あるいは、本当に使用可能かどうか確かめるためには、輸入元の 株式会社ジー・エス・ティー 本社(横浜)や「ガラージュ レガルスィ」まで出向くか、ユーザーさんを自分で探し、頼んで見せてもらうかしかありませんでした。そのため、取り付けまで随分苦労しました。
 できることなら、これから検討される方のために、すべての装置の試乗車を準備していただきたい。それが無理なら、ディーラーにカタログを置くとか、既に取り付けたユーザーさんを紹介できるくらいの体制を確立していただけるよう希望します。

「ガラージュ レガルスィ」



906GV



オートノミー・プログラムのスッテカー
     
 【参考】フィアットさんのWEBページに載っている文章の全文

 「すべての方に移動の自由と楽しみを提供する」という自動車メーカーとしての社会的責任を果たしていくために、身障者や高齢者の方々が抱えている移動に関する問題、不自由を段階的に解決していく先進のプログラムが「AUTONOMY」です。
 日本においてもこのプログラムを開始。日本で販売されるフィアット車にオプション設定しました。この運転装置はフィアット車それぞれ専用につくられています。
 ※ 取り付けに関しては、フィアット グループ オートモービルズ ジャパン正規ディーラーにて承ります。」



バックモニター

 首の動きが悪く、後ろを見るのが困難なためバックモニターもつけました。
 

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作成日2008年11月24日(月曜日)
最終更新日2009年2月8日

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