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みんなで考えよう医療大麻問題!

医療用大麻問題について厚生労働省への質問と回答

 先日、医療用大麻問題について厚生労働省に質問のメールを送った。
 数日後、丁寧な回答をいただいた。質問と回答は以下の通り。
【質問】
 日々、国民の幸福のためご活躍いただき有難うございます。
 私の妻は7年前、交通事故により頸髄を損傷し、手足などに重い麻痺 などの障害が残りました。現在、麻痺以上に妻を苦しめているのは、神 経が傷ついたことによると思われる激しい痛みです。
 この痛みは、「神経因性疼痛」とか「求心路遮断痛」などと呼ばれる 原因不明の不思議な痛みで、ご存知と思いますが、通常の痛み止めはも ちろんのことモルヒネなど麻薬性の薬もあまり効果がないことが確かめ られています。
 治療法を捜し求めるうちに、海外では「医療用大麻」や大麻から抽出される カンナビノイドがこの種の痛みやそのほかの難病治療に使われ効果 をあげていることを知りました。
 それと同時に、わが国では、たとえ人の命を救う目的であっても医薬品 としての使用は、「大麻取締法」により厳しく禁じられていることがわかり ました。この状況は、日本の国民にとってたいへんな不利益をもたらし ていると思います。
 厚生労働省様では、この問題についてどのように対応されていますで しょうか?ご回答頂きますとともに、よりよい解決にむけご尽力頂きま すようお願い申し上げます。
 
【回答】
 wakazono様

  大麻の医療での使用については国際的に様々な科学的議論があるところです 。
 現時点では「神経因性疼痛」や「求心路遮断通」に対して、「医療用大麻」を  患者に施用することによる効果は明確ではなく国際麻薬統制委員会(薬物条約の事務局)は各国政府に対して大麻を「医療用大麻」として使うことを容認していないところです。
  我が国においては、大麻取締法上、大麻の有害性に鑑み、大麻から製造された医薬品の施用は認めていないところです。
  なお、海外では、現在、大麻に含まれる有効成分を化学的に合成して医薬品とするものがあります。我が国においては、この範疇の物質は麻薬及び向精神薬取締法上の麻薬としての取扱いとなりますが、医薬品として市場へ提供する企業はない状況です。
  厚労省では、このような状況を踏まえつつ、対処することとしています。

厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課

Date: Thu, 20 Aug 2009 20:04:07 +0900  
 

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【リンク】
大麻が難病治療で効果を上げている!週刊朝日 2009年06月26日号
医療大麻 - Wikipedia
ブログ:東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座 : カンナビノイド系がん疼痛治療剤「サティベックス」による痙縮改善効果
痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief カンナビノイド
Dr. フロッガーさんのブログ
岐阜県産業用麻協会
 
作成日2009年8月21日(金曜日)

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