オフ・コースの世界 最終更新日:2006/01/24 20:34
●オフコース58歳の小田和正
最近、街を歩いていると、小田さんの歌「風の坂道」を口ずさんでいる自分に気がつきます。そんな今日この頃、日曜日の深夜に、ふとテレビのスイッチを入れますと「人間ドキュメント 58歳の小田和正」が放映されていました。私の年代には、小田さんたち団塊の世代は羨望の的でした。それが正しいかどうかは誰にも分かりませんが、彼らは自分たちの信ずるものに向かってひたすら走る事の出来た世代です。私の世代に比べたらはるかに熱い世代です。団塊の世代の一員である小田さんの生き様を見て私の心の中の眠っていたものが目を覚ましたような気がしました。ラブソングという小田和正ワールドも心揺さぶられますが、新たな境地の小田さんの歌も今後楽しみになってきました。「風の坂道」のように、少なくとも、「言い訳をしない人生」、「怒りを忘れない人生」、「流されない人生」を送りたいものです。健康に不安を覚え、言い訳して来た自分を恥じます。
こんな私にも、そのある女性のお陰で、ありふれた毎日が輝いて見えた頃があります。ありふれた毎日を彼女は輝いた日々に変えてくれました。最愛の女性でした。今も、その気持ちに変わりはありません。今、冷静になってあの頃を思い返すに、なぜ、彼女のことを無条件に受け入れて上げられなかったのか、悔やまれてなりません。たしかに、精神的に追い込まれている自分がいました。でも、どうして彼女を無条件に受け入れて上げられなかったのか悔やまれてなりません。彼女を苦しめた事が悔やまれてならないのです。彼女と別れて一年が経ちました。今の自分なら、彼女を無条件に受け入れられと思います。でも、彼女の心は、眼は、きっと私以外のものに…。
●オフコースと私の出会い
オフコースと私の出会いは、期待に胸ふくらませて東京に出て来た年のことです。独り暮らしに何とか慣れた頃でした。何となく寂しさくなり、人の声が聞きたくて、ラジオのスイッチを入れた時です。流れてきた曲が「僕の贈りもの」でした。なんて可愛いく優しい曲なのだろうと思ったのが出会いの始まりでした。
一体この曲は、何て言う曲名なのだろうと。もしかしたら、この曲の終わりに曲名を紹介してくれるかもしれない。そう思って、ラジオ(たしか文化放送でした)を聞き続けました。期待通り、曲名の紹介があり、しかも小田さんと鈴木さんがゲスト出演。そのうち彼らのグループ名の由来へと話しが進みました。そうなのです。「オフ・コース」とは、音楽活動に専念することで、それぞれが目指していた途と異なる途を歩むことになったので、「Off
Course」と名付けたのだそうです。
東北大学の工学部で建築学(後に、小田さんは、早稲田大学の工学部大学院の修士課程で学ばれましたので、私の先輩ということにもなります。ちなみに私の弟は、東北大時代に、友達と小田さんの住んでいた下宿へ行ってきたそうです)を学ぶ小田さんと東京工大で学ぶ鈴木さんが学生時代にグループを結成し、音楽活動に入ったため、自分たちが目指していたコース(進むべき道)から外れてしまったということで命名したそうです。「はぁ、こういう人たちもいるのだなぁ」という新鮮な驚きでした。
最近、小田さんや鈴木さんの声を最近よく耳にする。
小田さんの歌声は、CDやコマーシャルの挿入歌で、鈴木さんの歌声は、日本テレビ系列の「途中下車」(2000年5月6日現在)という番組のエンディングテーマで。
●オフコース58歳の小田和正
この曲には、いろいろなことを考えさせられます。
如何に自分が無力なのかを思い知らされます。
皆さんは、どうお考えなのでしょうか。本当に、何かしなくてはならない時が差し迫っているようですよ。
目に見えない何かに子供たちが悲鳴を上げています。
小児喘息、アトピー皮膚炎、学級崩壊、家庭内暴力、殺人事件…。
●老人のつぶやき
子供たちがはしゃぎ回り、恋人たちがベンチで何やら楽しそうに語らう、そんな公園のベンチに独り背を丸くして腰掛けている
老人が目に浮かんできます。その老人のたった一つの心残りは、好きだったあの人に自分の気持ちを伝えられなかったことだ
そうです。
その老人の気持ちが痛いほど分かるのでとても辛い唄です。私にも、そんな経験がありました。どうしてあの時、きちんと自分
の気持ちを伝えられなかったのかと悔やまれてなり
ません。 だからこそ、そんな思いを二度とはしたくないのです。一瞬一瞬を大切にしていきたいのです。出会いを大切にしい。
魂と魂の触れ合いを大切にしていきたい。もちろん、人との出会いに限らず、いろんな物との出会いも。
そして、「生まれ来る子供たち」よ。
「いろんな出会いをして心優しく、大きく成長して欲しい。」
「私たちの過ちを繰り返さないで欲しい。」
と老人はつぶやく。
●秋の気配
この曲との出会いは、テレビの午後七時ちょっと前の天気予報のバックグラウンド。
しっとりしたメロディーで素敵な曲だなぁ、というのが第一印象でした。
その後、この唄の舞台となっている港の見える小高い公園が横浜にあると知り、横浜に行ってきました。横浜でなければ味わえ
ないどこかが異国情緒のある公園でした。先日、ゴールデンウィーク中、新装なったイタリア庭園・フランス庭園を観る機会に恵
まれた。
素敵な庭園でした。かつて大使をしていた方が市に寄贈されたとかいうお屋敷を移築して庭園を造ってありました。右手に
は、山手学院の校舎、左手には、太平洋が広がるとても素敵な庭園でした。外人墓地、フェリス学院、山手教会を通り過ぎて
程なくした所にあります。ちょうど石川町の駅に立ちますと山の上にそびえ立つ洋風の屋敷です。山手学院や山手教会の並
びにありますから、皆さんも一度いらっしてはいかがでしょう。
●水曜日の午後
自分のなすべきことに、もう少し早く気がついていれば、誇りと自信をなくしてこんなにも小さくなってしまった自分とも、うまく付
き合っていけるのに、と思う毎日。
こんな想いを「水曜日の午後」がほんのちょっと、忘れさせてくれるのです。私を押しつぶそうとする重圧から私を解放してく
れるのです。「まだ、何かできるかもしれない」という気持ちにさせてくれるのです。私にとって、水曜日の午後というのは、まさし
くそんな時(あえて時という漢字を使います。法律の世界では、時期ないし時刻を限定して用いる場合に「時」という漢字を用い
ます。ひらがなの「とき」を用いる場合には、場合とほぼ同じ意味で用います)なのです。私にとっては、特別の時なのです。大
学院のゼミがある日だからです。優しくも厳しく暖かな教授からの言葉の雨の降る時なのです。水曜日の午後は。
●私の願い
皆さんには、このような思いをしたことがないでしょうか。
随分と前のことですが、たしか、三月の末頃だったと思います。寒の戻りで寒い夜でした。
ちょっとした気の緩みから、大切にしなければらない人との別れが来たのです。今となっては、想い出の彼方ではありますが。
会うたびにその人が素敵になり、自分だけがどんどん取り残されていくような、そんな気持ちに苛まれました。その人が笑えば
私も嬉しくて、その人が涙すると私もなぜか哀しくなったことがありました。いつも、この歌のように心の中で囁いたものです。
「いつもそばにいて」と。
なかなか寝付けない夜が続いたことを覚えています。そんな切ない思いを断ちきろうと大学院進学の勉強に没頭したことを思
い出した。今ごろ、あの人は、どうしているのでしょうか。幸せに暮らしていると思うのですが。あくまでも、想い出の彼方の話し
のことです。
今の「私の願い」は、私の傍にいてくれる「ひと」を幸せにすること。
私を精神的に育んで下さった人たちを幸せにすること。
そのためには、「私にできることは何だろう」と思い悩む今日この頃。
自分が小さくなってしまわないうちに、何かをしなくては。
焦る気持ちでいっぱい。
●「青春」
さよ〜うなら青春…。
知らず知らずのうちに幾つもの季節を過ごし、幾つかの夢もかなわずに、このまま老い
て行くのだろうか。
夢多き日々よ、「さようなら」。
私の生きる道を教えてくれる夢が一つでもいいから残っていれば…。
残っていると信じたい。
目の前の目標を一つ一つ片付けることによって夢がかなえられることを信じたい。
●「でももう花はいらない」と「のがすなチャンスを」の狭間で
揺れている。
花なんて大人に似合いはしないのだから、花なんていらないと嘘ぶいてはみても、まだ私の人生に花を咲かせることができる
かもしれないと頑張ってみてしまう。
私にも待ち望むものがある。だから、変わりばえのしない毎日、ささやかな暮らしの中に、張り合いを持っていられるのだと思
う。
夢をかなえるために、一瞬一瞬を大切しなければならないのです。
大事を成し遂げるには「一生のうちまず大事を思い定めて、その外は打ち捨てるべし」(「徒然草」より)という言葉をかみしめる
毎日です。
●新しい門出
私の目の前に広がる住み慣れた世界。
暖かく私を包んでいる。
思えば今歩いている坂道も歩き慣れた坂道。
辛くても、いつものとおりこの坂道を登りつづけていたら、きっと歩いて行ける。
坂道の向こうにはすばらしい世界が広がっているかもしれない。
でも、ともすると歩き慣れた坂道を登るだけ。
いつも感じていた。
何かが違うと。
いつもと違った道を歩いてみたら、
違った世界が見えてくるかもしれないのに。
いつもと違った坂道を歩くのは
不安でいっぱいだけど。
すばらしい世界が見えてくるかもしれないのに。
不安でいっぱい。
今日こそ違った道を歩いてみよう。
今度こそ何かができるかもしれない。
思いもよらないすばらしい世界が待っているかもしれない。
● 「道」
この道は、喜びに続くのか
この道は悲しみに果てるのか
誰も分からない
誰も教えない
胸を張って自分を信じて歩いていくだけ
一筋の道を自分を信じてまっすぐ歩いていくだけ
誰も分からない
誰も教えてくれない
あの山の向こうにまだ見ぬ世界が待っていることを信じて
歩いていくだけ
●「思いのままに」
……
●歌を捧げて
最近、心が疲れている。私を取り囲むさまざまな状況がそうさせているのでしょう。
そんなとき、一杯のカモマイル・ティー(カモミール・ティー)とOff Courseの小田さん
の歌声が心を癒してくれます。
以前聴いたときには、心動かされなかった曲なのに、妙に心優しい曲に聞こえてくる。
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Copyright © 1998/01/27 [早稲田の杜]. All rights reserved.
Revised: 2006/01/24
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